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自由論題

論文名:(13)チャンドラーの経営史の方法と企業理論
――取引費用論とケイパビリティ論の視座から――

著者名:澤田浩二  

管理番号:JBM_RP83-E86-2012_F_13

大会第86回年次大会
期間2012年9月6日~9月9日
開催校日本大学商学部砧キャンパス
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キーワード

取引費用論(Transaction cost theory)/ケイパビリティ論(Capability theory)/組織能力(Organizational capabilities)/統合されたケイパビリティ(Integrated capabilities)/ダイナミック・ケイパビリティ(Dynamic capabilities)

概要説明

【澤田浩二】
チャンドラーは垂直的に統合された現代企業が形成されたのは取引費用の低減のためであると論じている。しかしチャンドラーは現代企業の発展を説明する上で、企業の有するケイパビリティに着目し、経営史を論述してきた。チャンドラーは企業の有するケイパビリティを組織能力として明確に概念化している。チャンドラーの経営史からは統合されたケイパビリティを確立することが現代企業の発展にとって不可欠であると理解することが出来るが、チャンドラーの経営史の限界はダイナミック・ケイパビリティの見解を取り入れて経営史を論述することはなかったということである。ダイナミック・ケイパビリティ論では環境の変化に合わせてケイパビリティを修正、適応させていくことに重点を置いているが、ダイナミック・ケイパビリティを構築することが現代企業の発展や、競争力の維持にとって重要である。

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