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自由論題

論文名:(18)An Investigation of the Choice between Insourcing and Outsourcing from a Behavioral Perspective: Evidence from Information System Development Projects

著者名:山野井順一  久保亮一  

管理番号:JBM_RP83-E86-2012_F_19

大会第86回年次大会
期間2012年9月6日~9月9日
開催校日本大学商学部砧キャンパス
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キーワード

外注(outsourcing)/損失回避(loss aversion)/タスク複雑性(task complexity)/取引コスト理論( transaction cost theory)/情報システム開発( information system development)

概要説明

【山野井順一、久保亮一】
本研究は、外注か内製かという取引コスト理論で考察されてきた意思決定を、行動理論的な知見を用いることで、より精緻に分析することを企図する。取引コスト理論では、意思決定者のリスク中立性がひとつの前提とされているが、一般的に人間は損失回避の傾向を有するとされている。この知見を用い外注の意思決定を分析すると、プロジェクトの不確実性によってより大きな損失が予期される場合、意思決定者はコントロールが難しい外注よりもコントロールが可能な内製をより選択すると考えられる。システムインテグレーター1社により遂行された260の情報システム開発プロジェクトのデータを用い、上記の仮説をテストした。実証結果は、当該プロジェクトの顧客が新規顧客である場合、システム開発のための外注を避け、内製をより選択していた。また、その傾向はプロジェクトのタスク不確実性が高い場合、より強くなっていた。よって、仮説は部分的に支持された。

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