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自由論題

論文名:(42)戦後日本の創業経営者と人的資源管理の理念
――「実力主義」と日本的雇用慣行に関する一考察 ――

著者名:佐々木健  

管理番号:JBM_RP83-E86-2012_F_44

大会第86回年次大会
期間2012年9月6日~9月9日
開催校日本大学商学部砧キャンパス
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キーワード

能力主義(meritocracy)/日本的経営(Japanese management system)/終身雇用(lifetime employment)/年功序列型賃金(compensation based on seniority)/日本的雇用慣行(Japanese employment system)

概要説明

【佐々木健】
ソニー創業者の盛田昭夫が「モットー」と呼び、人的資源管理の基本理念としていたソニーの「実力主義」の内容について先行研究では詳しく分析されていない。そのため、「実力主義」が人間本位の理念であるとともに、日本的雇用慣行を強く意識していたことは明らかにされてこなかった。本研究は、第一に「実力主義」が日本経営者団体連盟の提唱した「能力主義」と同じく人間尊重を基盤とすることを明らかにした。第二に「能力主義」が集団主義の長所を補強すると論じられるように、盛田の「実力主義」もソニーの経営理念である運命共同体と連結されていることを明らかにした。第三に「実力主義」は年功序列と終身雇用を強く意識する点で「日本的能力主義」に近いことを明らかにした。検証の結果、ソニーは1960年代から日本的な人的資源管理を推進していたことを導いた。

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