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自由論題

論文名:(54)リーン生産の管理組織に関する国際比較の試み
――スウェーデンと日本を比較する――

著者名:田村豊  

管理番号:JBM_RP83-E86-2012_F_57

大会第86回年次大会
期間2012年9月6日~9月9日
開催校日本大学商学部砧キャンパス
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キーワード

リーン生産システム(Lean Production System)/標準作業(Standard Operation)/製造技術者(Manufacturing Engineer)/分業構造 (Division Structure of tasks)/階層的管理構造(Hierarchical management structure)

概要説明

【田村豊】
日本企業の生産の管理手法はトヨタ生産方式、1990年代以降はリーン生産として広がった。本論は標準作業に注目し、スウェーデン自動車企業における標準作業管理の管理を誰が行うのかを検討し、日本とスウェーデンとの比較を行った。調査から、スウェーデンでもリーン生産の管理手法を入れている企業では、スウェーデン企業の特徴であるチーム内で保持されてきた標準作業の設定→実施→修正の過程が修正され、標準作業の設定や修正、また教育などについては生産エンジニアが担当するようになった。このエンジニアの役割の変化は、日本企業の独自な生産管理構造を人的に示す「製造エンジニア」の登場を示唆し、エンジニアの役割が日本的管理の影響により転換したことを示す。本論の特徴は、日本企業の生産の管理プロセスを、エンジニアの行動と管理ポジションに焦点を当てて比較し、「日本的管理」の特質を示したことにある。

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