日本経営学会の全国大会報告の学術的成果を網羅

サブテーマ1

論文名:(03)【報告者3】経営学の学問性を問う
――研究対象の多様化から考える――

著者名:澤野雅彦  

管理番号:JBM_RP84-E87-2013_T-S_1_R3

大会第87回年次大会
期間2013年9月4日~9月7日
開催校関西学院大学
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キーワード

経営学の源流(roots of the business administration)/官房学(cameralistics)/参謀本部(general staff office)/標準化(standardization)/直傭制(direct employment)

概要説明

【澤野雅彦】
】かつて経営学は,メーカーを中心に研究を展開してきたが,近年,産業構造の転換に対応して研究対象を次々多様化し,さまざまな議論を行うようになってきている。もともと,経済学のようにディシプリンが明確な学問ではないだけに,その分,学問性が怪しくなってきているのも確かである。本研究では,経営学成立の経緯を考えることで,経営学の性質を検討して,「コンビナートモデル」と「自動車モデル」の2 つの経営学を抽出したが,いずれも,直傭制が成立する20 世紀型システムに適合的であることが明らかである。ところが,21 世紀に入る頃から,産業構造の転換により,派遣・請負つまり,間接雇用が増えはじめ,経営学が成立する基盤そのものが揺らいでいる。そのため,脱構築なくしては経営学の学問性は疑わしいものとなるであろう。

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