日本経営学会の全国大会報告の学術的成果を網羅

サブテーマ3

論文名:(01)【報告者1】経済成長そして/あるいは経営学
――脱成長の経営学の可能性――

著者名:藤井一弘  

管理番号:JBM_RP84-E87-2013_T-S_3_R1

大会第87回年次大会
期間2013年9月4日~9月7日
開催校関西学院大学
ダウンロードする

キーワード

脱成長(de-growth)/人口減少(depopulation)/経営学(management theory)/持続可能性(sustainability)/資本主義(capitalism)

概要説明

【藤井一弘】
経営学はその成立以来,必ずしも営利企業における経営だけを研究対象としてきたわけではないが,20 世紀,とりわけ第2 次大戦後の資本主義経済の急激な拡大成長,そしてその主役とも言える巨大企業の経営に多大なコミットをしてきたことも事実である。現在の日本においても,全体で300 兆円を超える内部留保(利益剰余金)を有する企業群は,グローバル市場の中で企業規模を拡大・成長させることをねらっている。しかしながら,世界経済の歴史においては,戦後の高度経済成長は,かなりの人口増加率を伴った例外的な現象とも言えるものである。少なくとも,これから数十年間,日本社会は急激な少子高齢化を伴う人口減少に直面する。そのような状況において,戦後の高度成長期の企業経営をモデルとした経営学は,その有効性を失うことが予想される。これをうけて,経済成長を前提としない経営学-脱成長の経営学-の構想が示唆される。

ページの先頭へ戻る

  • 日本経営学会
  • 經營學論集全論文掲載版
  • English Review of JABA Award
  • 日本経営学会90周年記念(周年記念講演)集成
  • IFSAM
  • ABM誌
  • 日本学術会議

Copyright© 日本経営学会 2012 All rights reserved.