日本経営学会の全国大会報告の学術的成果を網羅

サブテーマ3

論文名:(03)【報告者3】経営学は‘無用’か?
--その存在意義を考える--

著者名:河野昭三  

管理番号:JBM_RP84-E87-2013_T-S_3_R3

大会第87回年次大会
期間2013年9月4日~9月7日
開催校関西学院大学
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キーワード

社会科学の「非」普遍性(‘non’-universality of social sciences),/ヴェーバー予想(Weber Conjecture)/精神なき専門人(specialists without spirit)/価値前提の開示(announcement or disclosure of value premises)/研究者の使命と責任(mission and responsibility of researchers)

概要説明

【河野昭三】
かつてヴェーバーは資本主義の生成過程を分析し,資本主義社会の発展した様相として「精神なき専門人」の跋扈を予想した。今日,社会科学の一分野である経営学においてもそのような「ヴェーバー予想」が常態化し,学問的な存在意義に疑念を生じさせている。社会科学においては研究の主体および客体が時間と空間の制約から逃れられないために,自然科学におけるような普遍法則的な仮説の提示は困難である。それゆえ,社会科学で最も重要な点は,提示される仮説が厳密な研究方法に基づき普遍法則的かどうかではなく,ヴェーバーが「職業としての学問」で論じたように,研究自体が「知るに値するもの」かどうかにこそある。そこで,経営学が存在意義を獲得するには,研究者が自らの使命と責任を自覚し,「価値前提の開示」を行うことが第一の要件となる。

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