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自由論題

論文名:(10)チャンドラー経営史の到達点と現代企業の組織能力,事業システムの変容

著者名:澤田浩二  

管理番号:JBM_RP85-E88-2014_F_10

大会第88回年次大会
期間2014年9月4日~9月6日
開催校国士舘大学
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キーワード

現代企業(modern business enterprise)/学習組織能力(learned organizational capabilities)/事業システム(business system)/支援的ネクサス(supporting nexus)/オープン・イノベーション(open innovation)

概要説明

【澤田浩二】
チャンドラーは,2000 年以降に刊行したハイテク産業の経営史についての著作では,新たな視点で現代企業について論述している。現代企業の組織能力についての見解を発展させたり,大企業の事業活動を支える企業群について支援的ネクサスという用語を用いて言及し,支援的ネクサスを構成する企業群のネットワーク全体を視野に入れて大企業の事業活動を理解する必要性を指摘している。
しかしながらチャンドラーは,外部の企業,機関の知識や能力を積極的に活用するオープン・イノベーションの視点を取り入れて経営史を論述することはなかった。中核企業の組織能力には外部の企業,機関の知識や能力を調整していく機能が不可欠なものになっている。また高度な情報通信技術の進歩によって事業活動の内部化と外部化の両方の費用が低下する中で,ネットワーク型組織の優位性が高まり,その実証研究を通じて現在「ポスト・チャンドラーモデル」が模索されていると言えよう。

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