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自由論題

論文名:(21)ソニーにおける組織構造の変遷
――1995年から2005年を中心に――

著者名:岡村龍輝  

管理番号:JBM_RP85-E88-2014_F_21

大会第88回年次大会
期間2014年9月4日~9月6日
開催校国士舘大学
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キーワード

競争優位性(competitiveness)/関連多角化(Related diversification)/組織構造(organizational structure)/カンパニー制(in-house company system)/EVA(Economic Value Added)

概要説明

【岡村龍輝】
本報告の課題は,1990年代末から2000年代半ばにおけるソニーの業績低迷の原因を,組織構造の観点から明らかにすることである。1994年,ソニーは日本で初めてカンパニー制を導入し,1999年にはカンパニー制を強化した「ネットワーク・カンパニー(NC)制」を採用しているが,1990年代末からソニーの業績が低迷し始め,2005年にはカンパニー制を廃止している。ソニーにおけるこうした組織構造の転換の背景には,いかなる問題があったのであろうか。本報告では,この問題について組織編成の基本原理の観点から検討し,①関連型多角化をしているソニーのエレクトロニクス部門では部門の切り分けが困難であったこと,②EVAを導入するとともに個人業績と連動させたことによってNC間の調整を困難にさせたこと,および③グループ本社が投資家的な機能に特化したため,NC間の調整が困難であったことを明らかにしている。

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