日本経営学会の全国大会報告の学術的成果を網羅

統一論題

論文名:(02)統一論題基調講演「株式会社の歴史・理論・課題」

著者名:勝部伸夫  

管理番号:JBM_RP86-E89-2015_T_2

大会第89回年次大会
期間2015年9月2日~9月5日
開催校熊本学園大学
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キーワード

株式会社(corporation)/所有(ownership)/コーポレート・ガバナンス(corporate governance)/株主資本主義(shareholder capitalism)/企業の社会的責任(corporate social responsibility)

概要説明

【勝部伸夫】
株式会社は資本集中という機能をフルに発揮して巨大化し,今や社会に不可欠な制度となった。では専門経営者に率いられた巨大株式会は誰のために,どのように動かされるのか。また大企業はどのようにチェックされるのか。これはコーポレート・ガバナンスの問題であるが,それは実際には,経営者資本主義から株主資本主義への転換を推進するものとして登場した。すなわち資本主義の危機が進行する中,グローバリゼ-ションの進展と新自由主義思想の台頭を背景として,株主利益の最優先が声高に叫ばれ,国もそれを法制度改革等の面からサポートする流れが加速した。しかし,会社は株主のものだ,と言って済ますことはできない。株主の責任,株式会社の責任が問われる事態が進行しており,改めて株式会社とは何であり,その本質はどこにあるかを根本から問い直す必要が出てきていると言えよう。

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