日本経営学会の全国大会報告の学術的成果を網羅

自由論題

論文名:(03)コミュニティ・ビジネスにおける草の根イノベーション
――その商品開発プロセスの分析――

著者名:井上隆一郎  

管理番号:JBM_RP86-E89-2015_F_3

大会第89回年次大会
期間2015年9月2日~9月5日
開催校熊本学園大学
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キーワード

コミュニティ・ビジネス(Community Business)/商品開発(Product Development)/イノベーション(Innovation)/重量級プロダクトマネージャー(Heavyweight Product Manager)/粘着的情報(Sticky Information)

概要説明

【井上隆一郎】
地方創成の動きの中でコミュニティ・ビジネス(以下CB)に期待が集まっている。しかしCBでの成功はまれである。その条件は商品開発にあり,経済的利益を獲得できる商品を継続的に開発できるか否かが成功を決める。成功商品により経済的基盤を確保する一方,社会的価値の追求を行うというポートフォリオ・マネジメントが可能になるからである。ここでは青森県と高知県のCBの商品開発の事例研究をもとにその成功要因を抽出した。
商品開発成功要因は下記の点に要約できる。第一に重量級のプロダクトマネージャーの存在である。そもそも両立の難しい社会的価値と経済的価値の均衡を図り,コミュニティに関わるさまざまなステークホルダー,諸情報の交通整理と最重要要因を見抜き,まとまりのある商品へと結実させるためには,強い意志を持ったリーダーシップが必要である。第二に商品にコミュニティ粘着的なコンセプトを確立することである。単なる特産品,地産品というだけではなく,コミュニティ粘着的な情報を盛り込んだコンセプトを構築しなければならない。

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