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自由論題

論文名:(49)創薬技術の転換と研究開発戦略の非転換

著者名:宮重徹也  

管理番号:JBM_RP86-E89-2015_F_49

大会第89回年次大会
期間2015年9月2日~9月5日
開催校熊本学園大学
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キーワード

創薬技術(Drug Development)/研究開発戦略(Research and Development Strategy)/低分子化合物医薬品(Low-molecular Compound Drugs)/バイオ医薬品(Biotechnology-based Drugs)/アウトソーシング(Outsourcing)

概要説明

【宮重徹也】
本研究では,医薬品の創薬技術が化学合成技術からバイオテクノロジー技術へと転換したにもかかわらず,大手医薬品企業の研究開発戦略が非転換であった理由を明らかにした。医薬品の研究開発プロセスは研究と開発という2つのプロセスに分割できる。研究プロセスとは,新規化合物(NCEs:New Chemical Entities)あるいは新規生物物質(NBEs:New Biological Entities)を探索するプロセスである。一方の開発プロセスとは,新規化合物あるいは新規生物物質を医薬品へと製品化するプロセスである。創薬技術の転換以前,大手医薬品企業は低分子化合物医薬品の研究開発において,研究プロセスをバイオベンチャー企業へとアウトソーシングするという研究開発戦略を採用していた。その後,創薬技術が化学合成技術からバイオテクノロジー技術へと転換したが,低分子化合物医薬品の開発プロセスにおけるノウハウがそのままバイオ医薬品の開発に転用できたため,大手医薬品企業の研究開発戦略は非転換であったのである。

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