日本経営学会の全国大会報告の学術的成果を網羅

院生セッション

論文名:[07]会社自体論型コーポレート・ガバナンスの検討

著者名:黒川秀子  

管理番号:JBM_RP86-E89-2015_GS_7

大会第89回年次大会
期間2015年9月2日~9月5日
開催校熊本学園大学
ダウンロードする

キーワード

会社自体論(The company itself theory)/株主主権型コーポレート・ガバナンス論(Shareholders-oriented corporate governance)/利害関係者型コーポレート・ガバナンス論(Stakeholders-oriented corporate governance)/投資家としての株主(Shareholders as investors)/責任主体としての会社自体概念(The company itself as responsible entity)

概要説明

【黒川秀子】
1990年代以降の日本において活発化したコーポレート・ガバナンス論は,株主主権型と利害関係者型に大別されるが,会社自体論を基盤に検討すると,ともに,株主主権論に見る株式所有論への偏向と,経営者の位置付けに見る管理論的所有論の不足という理論的問題点が確認される。これは,企業支配論における理論的問題点として会社自体論で指摘されてきたところである。
既存コーポレート・ガバナンス論の問題点を克服する会社自体論型コーポレート・ガバナンスの模索として,会社自体論的思考に近い問題意識からの議論を参照して得られたのは,「投資家としての株主」,「責任主体としての会社自体概念」という観点であった。
ここにおいて,現代株式会社の支配やガバナンスの現実を,管理的所有を基軸に置きつつそれとの関連で株式所有をも理解し,両者を全体的・包括的に位置づける形のコーポレート・ガバナンス論の方向性を見出した。

ページの先頭へ戻る

  • 日本経営学会
  • 經營學論集全論文掲載版
  • English Review of JABA Award
  • 日本経営学会90周年記念(周年記念講演)集成
  • IFSAM
  • ABM誌
  • 日本学術会議

Copyright© 日本経営学会 2012 All rights reserved.