日本経営学会の全国大会報告の学術的成果を網羅

サブテーマ3

論文名:(01)【報告者1】日本型組織と不祥事
――「管理強化」がなぜ裏目に出るのか――

著者名:太田肇  

管理番号:JBM_RP87-E90-2016_T-S_3_R1

大会第90回年次大会
期間2016年8月31日~9月3日
開催校専修大学
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キーワード

日本型組織(Japanese model organization)/不祥事(scandal)/非公式組織(informal organization)/集団無責任(collective irresponsibility)/逆効果(opposite effect)

概要説明

【太田肇】
企業の関わる事件や事故などの不祥事が発生するたびに「管理の強化」が唱えられ,対策がとられる。しかし,同種の不祥事が後を絶たないばかりか,同じ組織体のなかで不祥事が繰り返される場合もある。その背景には,日本型組織の特徴が深く関係している現実がある。日本型組織の特徴として,非公式組織と公式組織の二重構造,職務の不明確さ,ならびにそこから生じる圧倒的に組織優位な組織と個人の力関係,集団無責任体制があげられる。それが存在するため,企業不祥事のなかでもとくに組織的性格の強い不祥事の場合,管理強化がプレッシャーと集団的機会主義を生み,不祥事防止に逆効果となるのである。したがって不祥事の防止には,日本型組織の特徴を踏まえた対策をとる必要がある。現実的な対策として,短期,中期,長期の3レベルの提案を行った。

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