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自由論題

論文名:(18)バイエルにおける株主の圧力と監査役会の独立性

著者名:村田大学  

管理番号:JBM_RP88-E91-2017_F_18

大会第91回年次大会
期間2017年8月31日~9月2日
開催校岡山大学
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キーワード

収斂(convergence)/外国人機関投資家(foreign institutional investors)/監査役会内委員会(supervisory board committees)/権力集中(the concentration of power)/独立性(independence)

概要説明

【村田大学】
ドイツの企業統治の先行研究では,ステークホルダー重視の従来の企業統治から株主重視の英米型の企業統治への収斂が主な論点とされ,バイエルはこの収斂が最も進んだ企業の1社と見なされてきた。しかし,その企業統治の詳細については,不明な点が未だ多く残されている。本研究では,①企業経営に対する株主の圧力,そして②監査役会の独立性について,バイエルの現状をより詳細に究明していく。
1990年代以降の証券市場改革ならびに企業統治改革の影響により,バイエルでは,外国人機関投資家を中心とする機関投資家の持ち株比率の増加とその活動の活発化が起き,証券市場や株主総会を介した経営者の規律付けが大幅に向上した。しかしその一方で,同社では,執行役会出身の監査役会会長への権力集中が見られ,そして,この権力集中はアメリカ式の監査役会内委員会制度を通してより強固なものとなっている。この権力集中の構造は,英米式の制度とドイツの伝統的な制度が組み合わされることで新たに生まれたものである。

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