日本経営学会の全国大会報告の学術的成果を網羅

サブテーマ2

論文名:(03)【報告者3】日本的経営
――過去,現在,その向こう――

著者名:咲川孝  

管理番号:JBM_RP89-E92-2018_T-S_2_R3

大会第92回年次大会
期間2018年9月6日~9月8日
開催校新潟国際情報大学
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キーワード

日本的経営の三種の神器(the three pillars of Japanese management)/氏族型組織(clan)/企業統治(corporate governance)/協調的ビジネスシステム(cooperative business system)/競争的ビジネスシステム(competitive business system)

概要説明

【咲川孝】
本稿では,日本企業,その経営を戦後からバブル経済までの時期,さらにポストバブル,つまり失われた20年を経て今日までの時期に分けて,それがどのようなものであるかを議論する。最後に,これらの議論に基づき,日本の企業,その経営,組織,そしてビジネスシステムの将来を検討してみる。戦後の日本の企業に関して,その内部は氏族型組織(クラン)として特徴付けられ,このような内部組織,企業統治,サプライチェーンからなるビジネスシステムは組織型ないしは協調的である。バブル崩壊後は,組織内部は市場型組織となり,ビジネスシステムは競争的となってきた。日本の経営,企業システムは,欧米にみられる市場型ないしは競争的なものへと収斂(コンバージェンス)しているようであるが,制度的環境に埋め込まれたビジネスシステムの変容は容易ではない。今後,日本の経営の強みを活かしながら,競争的なビジネスシステムの要素を取り込んで,新しいビジネスシステムが創発するという,収拡散(クロスバージェンス)の傾向もありうる。

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